「幻影ヲ駆ケル太陽」タグの記事一覧

【げんえいにっき10】しあわせだった

「ホンマか!? ホンマに、本田のおっちゃんの会社持ち直したんか!?」 愛用のたこ焼きクッションを抱きしめて、横になっていると、ぎんかの声が部屋に響いた。 何事かと、体を起こすと、ぎんかは笑顔を浮かべた。 「本田のおっちゃ・・・

【げんえいにっき9】きんかうらおもて

懐かしい夢を見た。 それは、貧乏だったウチらを救ってくれた、彼女が来たときのこと。 父ちゃんの事業が失敗して、借金取りが頻繁に玄関の扉を叩く。 音におびえる毎日が続くかと思ってたんや。 けど、ウチより幼く、白い髪と肌に黒・・・

【げんえいにっき8】あねといもうと

サンチョ・パンサ社長こと父さんが、わたしたちをパーティに招きました。 日ごろ頑張っているタロット使いたちをねぎらうためです。 戦っていないわたしが、なぜパーティに呼ばれているのか? 養女とはいえ、わたしも白金弥太郎の娘で・・・

【げんえいにっき7】おがみたくなるほどです

太陽あかりがセフィロ・フィオーレに転入してから、るなちゃの様子が変です。 彼女が仲間に加わって楽しいのは、みんな思っていることですが、るなちゃが太陽あかりを見る目がですね、なんか恋してる少女の目なんですよ。 そして、不思・・・

【げんえいにっき6】当たってもどうということはないんですよ

るなちゃが転入して以来、わたしは仕事を終えた彼女たちにたこ焼きを振舞っていた。 彼女は初仕事の後に、たこ焼きが食べたいと言い出したのだ。 「あなたのたこ焼きが食べたいんです」 と、握りこぶしをつくって言われてしまっては、・・・

【げんえいにっき5】星と月と金と白

転入翌日に、昨日出会った先輩方とは別の人がいました。 わたしたちと同年代の女の子です。 笑顔はなく、ムスッとしていますが怒っているわけではありません。 クールビューティというやつでしょうか。 彼女の後ろに着席したわたしは・・・

【げんえいにっき4】しにがみはみている。

わたしは、ぎんかとともに引越しの作業をしていました。 永瀧の地には、何度もの生まれ変わり、太陽あかりや心崎冬菜と同じクラスになったこともありました。 時には、優等生を。 時には、問題児を。 いろいろな顔を演じてみましたが・・・

【げんえいにっき3】白金親子の人生ビフォーアフター

先日から、わたしはボロいアパートの一室を借りています。 家賃無料なのに、なんてずうずうしいんだ? そんな声が聞こえてきそうですが、無視します。 昨日の出来事をまとめると、 ヤのつく人たちが扉を凹ませていました。 彼らが去・・・

【げんえいにっき2】お金がなければはじまらない。

6回目。 やばいです。 転生するごとに、自分の容姿がどんどん悪くなっています。 いや、醜くなっているというわけではありません。 可愛いと自画自賛します。 しかし、自慢の艶々した黒髪が、今では白一色に染め上がってます。 そ・・・

【げんえいにっき】中学生になれません。

1回目 どうも、吉田です。 うそです、ヨシダなんて名前ではありません。 今のわたしは、その名を捨てました。 というのも、わたしは転生したらしい。 前世の記憶、知識を引き継いでいるため、学校の勉強ができることなどあたり前。・・・

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