悲報『ご注文はうさぎですか??』あと4羽。
第8羽は、ココアちゃんが1年間で出会った人たち総出演の回です。
新学期の準備に勤しむシャロちゃんを襲った怪奇現象『鬼畜和菓子』。
黒髪ロングヘアーの千夜ちゃんが、どよ~んとしているだけで貞子です。
はじめて(視聴者に)見せる涙。幼馴染のシャロちゃんだからこそ見せる涙です。
シャロ「ま、ままま、まずは、こ、こここここ、これでも飲んで、おお、おおおお、落ち着きなさい」
シャロちゃんが落ちつけぇ!
千夜ちゃんとココアちゃんが喧嘩したという事実を知り、動揺が収まらないシャロちゃん。
▼このシーンを早くもMADにしてしまった強者がいました。
新学期にクラス替えがあることを知っている千夜ちゃんは、ココアちゃんにそのことについて話します。しかし、ココアちゃんはそ知らぬ顔でクレープをほおばる。
ショックを受けた千夜ちゃんは悲しみのあまり、
号泣したのでした。
シャロ「そのことを、ココアには言ったの?」
頬を膨らますというささやかな抵抗。
これでは、ショックを受けたとは伝わりません。可愛いけれど。
▼当事者の親友たちによる作戦会議
シャロちゃんの呼びかけで集まったラビットハウスの看板娘たち。
シャロちゃんとリゼ先輩は、現役お嬢様学校生徒ですが、チノちゃんの紅茶を飲む様を見ていると、十分お嬢様として見られるのではないでしょうか。
ここに『振り回され隊』が結成されました。実は、振り回されたいはアニメ第2期が放送される前からすでにユニットデビューしていたのです!
▼シャロちゃんの「カフェインファイター」も収録されています。
振り回され隊/ハートぷるぷる事件です TVアニメ「ご注文はうさぎですか?」キャラクターソング
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チマメ隊のときも、本編に登場する前にEDテーマでユニットデビューしていました。今回は、アニメ放映3ヶ月前に伏線を張っていたのです。CDを購入したときは、なぜ『振り回され隊』がチノちゃん、リゼ先輩、シャロちゃんの3人なのか疑問だったのですが、アニメ第8羽で謎が解けました。
振り回され隊が道を歩いていると、
魂を抜かれた表情をした千夜ちゃんが!
傷心がさらに深まってしまったようです。シャロちゃんがいない間に、何があったのか?
ココアちゃんからの果たし状メール。
ココアメール「あ、お菓子はあるからね」
なんて間の悪いっ。ココアちゃんはいつものノリでやっちゃったのでしょうが、今の千夜ちゃんには大ダメージです。この文面では、縁を切られると思われてもおかしくない。
ココアVS千夜
果たし合いを見守る振り回され隊。夕日をバックに語り合うのは青春の1ページ。
しかし、その果たし合い、成立せず。
クラス替えがあることを知らなかったココアちゃんは大慌て。千夜ちゃんと、どうすれば同じクラスになれるのか話し合うことに。
何も心配はいらないことが判明したため、帰宅する振り回され隊。しかし、ココアちゃんに呼び止められてしまった。
ココア「コーヒーうらないだよっ」
的中率の高いティッピーのコーヒー占いで、運勢を見るココアちゃん。ここで、アニメ1期のネタをはさんでくるとは。
それでも満足できない二人は、ロシアンルーレットで運だめしします。(甘兎庵で販売中)
ココア「もうだめだ、おしまいだぁ」
二人ともハズレ。いや、ある意味あたりです。
あたりが箱の中に二つも入っているとか、運がいいのでは?
振り回された3人は、呆然としています。これが台風(ココア・千夜)に振り回された顔だ。
千夜「勝訴」
果たし合いの騒ぎはなんのその。新学期のクラス替えで、千夜ちゃんはココアちゃんと同じクラスになれたようです。さすが漫才の相方! 二人は決して離れることはなかたのです。
新学期が始まって、チマメ隊はどの高校に進学するか話し合っているようです。
ロゼ「ごきげんよう」
チマメ隊の中のリゼお嬢様像。想像の中ですが、ロゼさん第二期初登場シーンです。
しかし、実際のリゼ先輩は学校でもツインテールでした。
学校帰りのリゼ先輩を発見したマヤは、尾行を開始。
しかし、まもなくリゼ先輩に見つかり、二人で青山ブルーマウンテン先生を尾行することに。
リゼ・マヤはブルーマウンテンを尾行し、
ブルーマウンテンはシャロをストーカー。
シャロは、リゼ・マヤが気になって後をつけてきたという構図です。
なんというトライアングル。
誰かが動かないと、この状況は進展しない。
シャロ「バ、バイトが! 私のバカー!!」
ブルーマウンテン(ストーカー)「まってくださ~い」
事態が動いたのは、シャロちゃんがバイトへ全力疾走したときでした。
このときは、まさか青山さんがストーカーしていたとは思いませんでした。
さらに、その様子をある人物がストーカーしていました。
ストーカーしていたのは、チメ隊です。(チメ隊……マヤがいないために命名)
この二人は、探偵ごっこのようですね。
実は、メグには隠れファンが多いのだとか。
そのまたさらに後方からは、漫才コンビの二人が尾行していました。
リゼ・マヤが青山さんを尾行。
青山さんがショロちゃんをストーカー。
リゼ・マヤをチメ隊が尾行。
チメ隊を、漫才コンビが尾行。
どこまでつながっていくのか……。
尾行をやめて公園に来たリゼ先輩とマヤは、クレープを食べるようです。おや、屋台には見慣れた姿が。
シャロちゃんは、1年以上屋台でジェラートを売るバイトをしていたようです。なんというたくましさ。
その力を私にもわけてほしいです。
ジェラートを買う二人を見つめるチメ隊。そして、さらに後ろでチメ隊を見つめる漫才探偵コンビ。
春とはいえ、暑い服装をしているため、額から汗が……。
ココア「ハァ、ハァ……」
「おまわりさん、こっちです!!」
ココアちゃん、千夜ちゃん、どう見ても変態です!!
このシーンを見たとき、爆笑してしまいました。
ココア「リゼちゃん、私たちズッ友だよ!」
リゼ「なんなんだ、おまえら!」
ほんとに、勢ぞろいして何なんでしょうね。マヤのイイ話の後で、こんなオチです。
青山ブルーマウンテン「ストーカーの輪がとてもステキでした」
青山さんは、小説のネタをつくるためにわざとやっているだろう!
この人は天然なようで、実は計算して行動しているのでは、と感じてしまいます。
タカヒロさん、おまえもか!
尾行がいつの間にか人を呼び込んでいくというおもしろおかしい話でした。
今回は、クラス替えから進学と、人の出会いと別れをテーマにしています。学校という小さな枠の中ですが、友達と離れ離れになる悲しさはまさに”別れ”。しかし、不変的な関係もあることを後半に語られていました。幼い頃に友達となった人は、いつまでも絆はきれることはありません。それは、大人になっても……。
おもしろおかしく視聴しましたが、多くのことを教えてくれた回でもありました。