
空路終末旅行
上空を、といっても低空飛行を続けるチトとユーリ。 少女たちは、空を滑るように、おわった世界を旅していた。 上層を目指そうとしても、燃料がなくなれば墜落する。 少女たちは、仕方なく低空を飛び、上を目指す。 飛行機で旅するチトとユーリは、終わるまで終わらないよ!
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上空を、といっても低空飛行を続けるチトとユーリ。 少女たちは、空を滑るように、おわった世界を旅していた。 上層を目指そうとしても、燃料がなくなれば墜落する。 少女たちは、仕方なく低空を飛び、上を目指す。 飛行機で旅するチトとユーリは、終わるまで終わらないよ!
チトとユーリは、階層都市を今日も行く。 チトは運転し、ユーリは歌を歌う。 とある場所にやってきたとき、彼女の歌に呼応するかのように歌が聞こえてきた。 耳をすませて、歌声のくる道を辿ると、水色のツインテールを靡かせて、歌を歌う少女を見つける。 少女はチトとユーリをマスターだと呼んで……。
おわった世界で、ひたすら上を目指していたチトとユーリ。 その果てで得たものはなんだったのだろうか。 おわってしまった世界で、自分たちの旅が終わった。 そこで彼女たちが見たのは、木が根付き、暖かい日差しが注いでいる。 緑はたしかにあった。 彼女たちは、そこで牧場営む青年と出会う。
終末を迎えた世界で、少女たちは上の階層を目指して旅をしていた。 旅は道づれ、渡る世間は人っ子ひとり居やしない。 絶望が心を支配しようとするが、彼女たちは諦めない。 そんな旅の最中、少女ユーリが奇妙な扉を発見する。 そこは、腹をくすぐる極上の香りで満たされていた。 あれは、洋食屋の扉だったのだ。 よだれが滝のようにながれそうな料理を前に、彼女たちはどうするのか?